industrial blog

小谷口恭平のインダストリアルデザインについての記録。

かぶとむし。

今回は車のお話。

 

皆さんは一番好きな車は何でしょう?

 

 

僕はこれ。

 

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Volkswagenのタイプ1。

通称ビートル。

 

1938年から販売され、2003年まで生産された名車です!!

 

今でも乗っている人は多く、たまに見かけます。

自宅から会社の通勤路で駐車しているビートルを見ることが

でき、毎日目の保養となってます(笑)

 

 

そんなビートル、1998年、2011年とモデルチェンジを行い、

最近ではいちばん新しいビートルもよく見るようになりました。

 

 

ので、今回はビートルの話を。。。

 

 

初めてビートルの存在を知ったのは、高校生のときでしょうか。

バイト先の店長が乗っているのを見て感激。

いつかは乗ってみたいと夢見るように(笑)

 

 

卒業する頃に、リニューアルして、ニュービートルが販売される

ように。

そのときのバイト先の店長曰く、

 

タイプ1の曲線美が失われた。。。

 

とのこと(笑)

 

 

そんなニュービートル、、、

 

 

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これ。

 

個人的には、単純に見える曲線を組み合わせた印象がシンプルで

いいなぁとは感じたものの、ちょっと可愛くなった感じ。

 

タイプ1の直接的な後継車ではないため、「タイプ1」ではなく、「ニュー

ビートル」に名前を変えたらしいです。

 

そこから13年、2代目の位置付けで、「ザ・ビートル」の販売。

 

モチーフとして捉えていたタイプ1の形状をザ・ビートルではよりタイプ1の

形状を維持したデザインに。

 

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パッと見、ニュービートルじゃん!!

って思う人もいるでしょう。

 

僕も一瞬、間違えました(笑)

 

 

側面から見ると変わり具合がわかるでしょう。。。

 

 

まずは、タイプ1。

 

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この曲線美が素晴らしい!!by店長(笑)

 

 

次に、ニュービートル

 

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これはこれで、好きなんですが、、、

可愛くなった気がします。

 

 

そして、ザ・ビートル。

 

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曲線美が戻ってきました(笑)

そして、若干シャープに。

後ろに重心を置いた感じがすごく良いと思います(・∀・)

 

全長も少し伸びて、後部座席はニュービートルよりも快適に。

それでも日本車に比べると居住性は少ないですが。。。

 

曲線で構成した中で、少しのエッジを立たせるだけでも、ガラリと

印象が変わるものです。

 

エッジでなくても、ネガの曲面にしてみるとか。。。

 

柔らかい印象を持たせたデザインを考えているときに、全体的に

のっぺりとしてしまいがちなところに、こういった処理をするとアク

セントにもなります。

 

気が向いたときにでも、試してみてください(笑)

 

ザ・ビートル、いつかは乗ってみたいですねぇ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

 

 

こんな感じで、約半年間ほったらかしにしていたブログを、しれぇっと

更新してみました(笑)