industrial blog

小谷口恭平のインダストリアルデザインについての記録。

切れる。

2014年2月。。。

 

 

 

世間は、ソチ五輪だ、節分だ、バレンタインだ!!

 

 

と、騒いではいないけど、何かと色々ある今年の2月。

 

 

 

個人的に注目していたのが、、、

 

 

 

「粉末焼結積層法」の特許の失効。

 

 

 

なんのこっちゃ、っと思われる方がほとんどでしょう。

 

 

本当の名称が何なのかはわからないが、他にも、

「レーザー焼結法」とか、「レーザー積層法」など呼ば

れてる。

 

 

この技術の特許が2014年2月に切れる。

 

 

だから何?、っといってる人がほとんどでしょう。

 

 

2009年に「熱溶解積層法」の特許が失効されて、少し

前から、格安の3Dプリンターが販売されたって話題に

なってる。

 

家庭用3Dプリンターってやつですね。

 

 

個人的には、時代を動かした出来事だったのではと思っ

てます。

 

 

この3Dプリンターが「熱溶解積層法」の造形方法を用い

てるプリンターなのだが、この造形法とは別の造形法の

特許が失効になることで、新しい3Dプリンターが出てくる

のではないかと。。。

 

「粉末焼結積層法」は「熱溶解積層法」と比べて、細部の

造形精度が高く、モデルとしての完成度も高い。

材料も、樹脂だけではなく、金属にも対応していて、より

幅広いモデルを作ることができる。

 

最近の家庭用3Dプリンターに比べて良いことばかりでは

ないかと思うでしょうが、マイナスな部分も、、、

 

 

 

 

 

あるはず。

 

 

 

 

 

もともとが、高い機械なので、特許が失効されたからといっ

て、物凄く安くなるということは無いと予想している人もいま

す。

 

1,2年で劇的に変わることは無いと思いますが、再び時代が

動くのを期待してヒッソリと注目してみようと思います。